2018-11-01から1ヶ月間の記事一覧

つみはいかほどあるとも

加賀の願正と覚善と又四郎とに対して、信心というは、弥陀を一念、御たすけそうらえとたのむとき、やがて御たすけあるすがたを、南無阿弥陀仏ともうすなり。総じて、つみはいかほどあるとも、一念の信力にて、けしうしないたまうなり。されば、「無始已来輪…

たのむ機

仰せに、「南無というは帰命なり。帰命というは、弥陀を一念たのみまいらするこころなり。また、発願回向というは、たのむ機に、やがて大善・大功徳をあたえたまうなり。その体すなわち南無阿弥陀仏なり」と、仰せ候いき。 (蓮如上人御一代記聞書2) 機とい…

念仏もうざるべし

勧修寺の道徳、明応二年正月一日に御前へまいりたるに、蓮如上人、おおせられそうろう。「道徳はいくつになるぞ。道徳、念仏もうさるべし。自力の念仏というは、念仏おおくもうして仏にまいらせ、このもうしたる功徳にて、仏のたすけたまわんずるようにおも…

はじめに

かつて、ブログを書いた時期があった。 その頃は電子の世界で教化をする!と息巻いていた。 だが、途中で飽きてしまい、誰にも言わず、閉じた。 それから年月が流れ、ふと、思い立つことがあり、書こう!と決めた。 途中で飽きるかもしれない。 ま、それでも…