2018-12-09 念称是一ということしらず 蓮如上人御一代記聞書放話 「念称是一ということしらず」と、もうしそうろうとき、仰せに、「「おもい、うちにあれば、いろ、ほかにあらわるる」とあり。されば、信をえたる体はすなわち南無阿弥陀仏なりとこころうれば、口もこころもひとつなり。 (蓮如上人御一代記聞書5) 念とは「おもう」こと。称とは「口に出す」こと。それは2つのことでない、ただ一つのこと。 口に出してみることは、その先に何を具現するのか? その確かめを自己にすることは大事なこと。 忘れられないことなのだ。